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ブレイキンのオリンピックは男女別か

今回のテーマは

「ブレイキンのオリンピックは男女別か」です。

ちなみにこのブレイクダンスですが、

 呼び方がいくつかあります。

・ブレイクダンス
 ・ブレイキン
 ・ブレイク

全部ブレイクダンスだと思ってください。

その中で、ダンスの種類のようなものがあります。

 大きく分けて2つです。

・パワームーヴ
 ・スタイル

 

「パワームーヴ」はいわゆるくるくる回るやつです。

 今はたくさんの技が出てきてて、難易度もそれぞれあって、

 故に得点化しやすいという判断でオリンピック競技になったんだと思います。

 

 「スタイル」は床での足技がメインです。

 


ちなみに僕が左手首を骨折するまでブレイクをしていたんですが、

スタイルがメインでした。


しかし今はパワームーヴもスタイルも両方できないと勝ち上がれないような

 スキル時代となっています。

 

そこでやはり見えてくるのが男女のスキルの差です。

 

 実は通常ブレイクダンスの大会→バトルは、

男女共同です。

 同じ場で戦います。


 男性対女性は普通にあります。


ただし、やはり男性の方がパワームーヴはレベルが高いです。

 得点にするとしたら、

やはりパワームーヴの方が高得点となるでしょう。


 今は女性もパワームーヴをどんどんマスターしていってる時代ですが、

 男性はまたその先を行きます。


そこで女性が武器にして戦っているのが

「ダンス」といっていいでしょう。

 女性はスタイルをメインに動きますが、

ブレイクバトルで女性が男性のパワームーヴに勝つために

 スタイルのオリジナル性を磨いて披露します。

スタイルは点数化できる技の部分もありますが、

 果たしてダンス性というものは点数化できるんでしょうか。

 

もしパワームーヴの得点、スタイルでも技の得点で競うようになれば、

 女性のダンス性というものが軽視されてしまう可能性があります。

 

ダンスで戦っているから男性も女性も同じ土俵で

戦うことができているのが

今のダンスシーンだと思います。

 

となると、オリンピック化でどんどん点数化していく

 ブレイクの世界においては、

もしかしたら男女が別れて戦うという方式に

変わっていくということもありえます。

 

ブレイクダンスのオリンピック化は

 いろんな点で革命といえます。

しかし、

 今までのやり方、評価の仕方をしっかり捉えた上で、

 吟味して、

 新しいやり方を模索してほしいと思います。

 

 結論、ブレイクダンスは男女別となるのが合理的ではあるが、

ダンサーとしては違和感がある

 というところです。

 

 実際のパリオリンピックでは

 どのように闘うんでしょうか。

 非常に興味深いです。


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