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ダンスのプロリーグで早くも懸念

ダンスのプロリーグが始まっています。

プロ野球
プロサッカー選手
プロゴルファー

これらはお金をもらってプレイする職業です。

どうやってお金をもらっているかというと、

テニスの錦織圭選手とか見ると分かると思いますが、

服などに会社名をつけたり

この選手がどこに所属しているかを言ってもらったりして

広告の役割をする

スポンサー契約です。


スポンサーからお金をもらってプレイに集中するというやり方です。



プロはお金をもらっている会社の悪口を言ってはいけません。

なんとなくわかりますよね。

プロはスポンサーの言うことに歯向かってはいけないということです。




もう一つカギになるのは

プロはスポンサーのために

目立ってなんぼ

ということです。




プロは目立たないといけないんです。

広告ですから。



極端な例をすると、

水泳の大会で

一人犬かきで出場して

めちゃめちゃ早かったら

もしかしたらテレビで取り上げられて

めちゃめちゃ目立つかもしれません。




これがスポンサーの戦略だとしたら、

プロはそれを実行しないといけなくなる。。。

かもしれません。




これがないように、

水泳、スケートなど、

プロではない競技があるわけです。



フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが

プロへ移行したというニュースが流れたときは

つまり競技には出ないということだということを

皆が理解したことでしょう。




ダンスにプロリーグができ、

それぞれのチームにスポンサーがつきました。



大会があって、

もちろんその大会で上位に入るように

戦うわけですが、


スポンサーとしては、

上手に踊ることより、


目立つことを求めたいわけです。



ダンスは目立つという印象があります。




ここで気になったのが、

一般の投票制度があるということです。



まだプロリーグが浸透してない中で、

一般の人が投票する数は

たかが知れています。



100人投票されたチームがあるとすると、

別のチームは

大きな会社で社員を200人抱えている会社であれば

社員全員に投票させると

200人の投票が得られるわけです。




プロというのは

プレイヤーのためにあるのではなく、

スポンサーになる会社のためにあります。



その仕組自体は広告という意味ではいいかもしれません。



しかし、ダンスを変な方向に引っ張っていかないか


心配になります。



こういうことはたくさんのダンサーが感じていることですから、

改善されていくことを

願っています。



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